
最近は、家族で食卓を囲むことが極端に少ない家庭が増えています。 家族一人ひとりにそれぞれの生活や時間があることはわかりますが、 子供にとって家族間のコミュニケーションはとても大切なものです。 もしかしたら、勉強よりも大切なことなのかもしれません。
子供が、社会に出てからはコミュニケーション能力はとても大切なものです。 学校で教わるものではありませんし、友達との間だけでは不十分です。 先ずは、家族とのコミュニケーションがとれること、 家庭以外での対人関係やコミュニケーションを見守ったり、アドバイスしたりできるのは、 家族だけです。
「誰に、何を、どのように訊けばいいのか?」がわかると勉強は進みます。 さらに、「教えてもらったことで○○でした」と報告することで、次のアドバイスを もらえたり、褒めてくれたりして好循環が生まれます。
これは、子供にとっては、考えてできることではありません。 普段の生活や習慣からしか始められません。 「エイ、ヤッ!」とやってみても、ぎこちなかったり、中途半端になったりで、 長続きしません。
「分らなかったら、先生に聞きなさい」では、子供のコミュニケーション能力は 育ちません。何が分らないのか?を子供がハッキリするまで根気強く訊いてあげること。 どう訊けばいいのかをまとめてあげること。どんな答えが返ってきたのか聞いてあげること。 返ってきた答えに戸惑っていたら、解説してあげること。お礼を言わせること。 この繰り返しが大切です。 時間も手間もかかりますし、繰り返さないといけません。 こんなことできるのは親だけですよね。友達じゃできません。
なにも型どおりの食卓囲む風景が大切なわけでもありません。 子供が、学校で・友達と・部活で・本を読んで・テレビを見て・自分たち家族を見て、 何を思うのか?を聞いてあげることができればいいんです。
子供が何に興味を持ち、どんな考え方をして、何を不安に思うのかを理解するだけで、 アドバイスや躾の質はぜんぜん違います。 子供も、分ってもらっている安心感で、アドバイスを受入ることができ、行動的になれます。
当然、勉強に対する意欲も違ってきます。 勉強に対する姿勢で家族とのコミュニケーションに変化が起きるのですから、 子供は敏感に反応します。だから、プレッシャーを与えすぎたり、 教え魔になったりするのはNGです。